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ラウンジと旅が生き甲斐

泣きいりひきつけ その後

泣き入り引きつけ(憤怒けいれん)、このブログにたどり着いたお母さんはお子さんが泣き入り引きつけを起こして心配になってここに辿り付いたのではないのでしょうか。

 

結論から言うと泣き入り引きつけであれば心配する必要はありません。

ただ私はお医者さんではないので必ずかかりつけのお医者さんに相談はしてください。

ばりばりのひきつけっ子のわが子でしたが

現在とても元気で全国偏差値75以上の中学に通っています。

(わざと偏差値をだしたのはひきつけによって脳に酸素がいかなくなって脳に影響はないのか?と心配したからです)

ちなみに一人だけリアルでひきつけっ子の友達がいましたがその子も偏差値70以上の中学校に通っています。

 

 

泣き入り引きつけを起こした子のその後の情報が少ないので我が家の例ですが書き記す事にしました。これを読んで少しでも元気になってくれればと思います。

 

私が初めて泣き入りひきつけを見たのは産院から帰り実家で子育てを始めた4日目ぐらいのことでした。寝る前にやつはやってきたのです。

恐怖ではありましたが、初めての子供だったこともあり皆こんな症状があるのかと思っていました。

 

ある日兄嫁が遊びに来た時、

「〇〇くん泣くときのストロークがすごい長いね。怖い。」と言われ普通の子はこんな症状はないことに気づきました。

「わーん」と泣いて息を吐ききって普通そのまま息を吸うのですがわが子はそこですぃっちが切り替わらないのか息が吸えない。本人もなぜ?という感じですごく苦しそう。

体も硬直します。顔は真っ赤、紫になり。息が吸えたら顔面蒼白、ぐったり。という見ていて本当にしんどそうで、どこか悪いのでは?と本当に心配でした。

 

その後ネットで調べまくった結果泣き入り引きつけ、憤怒痙攣という症状を知りました。と言っても素人判断は怖いので検診のたびにこの症状を見て様子見という言葉をもらいました。

 

 

 

一番多い時でわが子は毎日一回はひきつけを起こしていました。未だかつてこんなに頻度が多かった子は聞いたことはありません。

泣く=ひきつけだったので

❛泣かさない育児❜を目標にわが子ファーストで私の生活は回っていました。

一時も泣かしてはいけないので

私がトイレで用を足していようと、少しでも泣き出しそうなら馳せ参じなければならなかったし、ちょっとでも目を離したら頭などぶつけて泣く可能性があるので料理、洗濯などは子供が寝たときにまとめて必死でやっていました。

 

そんなこんなでひきつけと闘いながらもうすぐ1歳になるとき

テーブルに頭をぶつけてまたひきつけを起こしてしまいました。

その時のひきつけはいつもより長く、

「〇〇ちゃん、○○ちゃん」と言っても全く意識が返ってこず、けいれんまで始まり救急車を呼ぶことになりました。しばらくしてもちろん息は戻って夜間だったこともあり簡単な検査をして家に帰って決ました。

 

周りに聞いてもそもそも泣き入りひきつけを起こした子供自体が少ないうえにわが子は毎日起こっていたので、当時のかかりつけの先生に検査をしてもらいたいと申し出しました。

たまたまそこの先生が脳外科の専門?だったことからすぐに検査が決まり大学病院で検査入院をすることになりました。ちょうど1歳のころです。

 

1歳のため母子入院、期間は1週間。

よくテレビで見るような管を頭につけて脳波を測定します。

この頭に管?をつけているときにひきつけが起きないとわからないということを言われました。1週間で様子を見ることになりましたが

その管をつけて私が部屋からでたら速攻泣いて、ひきつけになりました。

そこでばっちり脳波がとれ先生からは

「典型的な通常の脳波です」

とお墨付きをいただきました。入院一時間で結果がでましたが、結局1週間の枠があったので他の検査も色々受けそのまま退院となりました。

 

大きな病院で特に異常はないと言ってもらえたので、その後も泣かさない育児は続きましたが大丈夫なんだ。成長して言葉がでてくるようになれば治ると信じるようになれたことは良かったです。

 

その後3歳ごろまでひきつけは続きましたが成長するにつれて回数も減ってきました。

 

ひきつけなんてないほうが良いですがひきつけがあってよかったこと悪かったことを挙げてみます。

良かったこと

  • 1歳ぐらいまでは本当にべったり子供の成長を見守れた。とにかく泣かさないようにと本当に子供の一挙手一投足に全集中していたので、すごく濃い育児ができた。(私は大変だったけど)
  • いかに泣かさないように工夫してきたので、言い聞かせが上手になった
  • 二人目の子供の子育てがとても楽に感じられる。

二人目が泣いているのをしばらくほっておいたママさんを見て

「赤ちゃんって泣かしても良いんだ」とカルチャーショックを受けた。

 

悪かったこと

  • 誰も預かってくれない。実の母、義理の母も怖がって預かってくれませんでした。
  • 民間の保育園はだめだった。公立の保育園はOKでしたがいくつかの民間の保育園はそんな疾患があるのならと預かってくれませんでした。そりゃそうだ。
  • 1人目に手がかかりすぎたので2人目との年齢差が開いてしまった。

中学生になった現在

今も目の間に血管が見える

(感が強い子の特徴)

皆勤賞、健康体そのもの。

性格は穏やかです。

 

 

泣き入りひきつけ本当に心配ですよね。これは経験したお母さんじゃないとわからないと思います。

私の時はまだそんなことは言われていなかったのですが鉄欠乏性貧血の子にひきつけが起こりやすく、鉄剤がひきつけ予防に有効だという記事を読んだことがあります。

かかりつけの先生に相談の上鉄剤を処方してもらうのも良いかもしれません。

 

少しでもひきつけっ子のお母さんの不安が減りますように。